2025年01月07日
年末臼杵餅つき(白餅・豆餅・よもぎ餅)
12/30(月) 午前中
年末 爽やかな空気が充満している場所で素直な気持ち。
行動を起こす 闘志が湧いてくる 顔が引き締まる。
難しく考える必要は何もない 肩が軽くなる。
親族が集まって淡々とお餅つき
古いやり方をまだ捨てない。
一晩水に浸したもち米は水をしっかり吸って膨れた状態になっています。(ざる上げして水気を切ります)
もち米をせいろに入れます。(平らではなく中央をくぼませます)
火のついたかまど。(ガスコンロではなく家の庭で薪をくべる:原始的)
かまどの奥の方であまりくべないことがポイント。(銀紙で包み焼き芋してもOK)
水の入った釜。(熱湯ぐつぐつ)
釜の上にせいろをのせて蓋をします。
40分ぐらい蒸します。(もち米を食べてみて蒸されているかを確認)
3段せいろは下の段から蒸されます。
餅つきは熱々に蒸されたもち米を熱いうちにつくという時間との勝負。
少しでももち米が冷めないよう石臼と杵も温めておく必要があります。
炊き上がったもち米をせいろから石臼に移します。
石臼に移した餅米ははじめからつきません。(餅米の粒が飛び散る)
蒸しあがったもち米に杵を押し当ててしっかりこねます。
体重をかけてぐいぐいともち米を潰していきます。(腰を使う)
石臼のまわりを回りながら均一に潰していきます。(この作業が一番きついです)
もち米がまとまってきたら杵でつきます。
弟と僕がかわりばんこでついていきます。
父は合いの手を入れる人。(手水はバケツにお湯)
杵を使ってお餅をつくのは力を入れすぎず・・・
振り上げた杵の重さを利用して落とすようにつくのだとか。
途中 合いの手を入れてもらいながらつきます。
合いの手はついた餅を「外から中へ」と折り込むように動かします。
つき終わったお餅を持ち上げて台所まで運びます。
めいた(餅板)に片栗粉(餅とり粉)をまいています。
父がお餅を丸くして取り分けます。
女性陣(親子)が丸めていきます。
こねこね。
もろぶた(木桶)にお餅を並べていきます。
豆餅をついていきます。
終盤に塩を振ります。
翌日に包丁で豆餅を切り分けます。
お餅のつきたてをお醤油やきなこ(きなこ1:砂糖1:塩少々)につけて食べたり。
ヨモギをすりつぶします。(蓬餅を最初についてしまうと白餅に色がついてしまうので最後に)
白いもち米に蓬の色がついてきます。
ペッタン ペッタン ペッタンコ。
ヨモギがたっぷり入っています。(ヨモギの香り ヨモギの色)
餅だけに持ち運び
餅つきが終わった石臼や杵はそのままにしておくと冷めて餅がこびりつき取れにくくなります
掃除が大変になるのですぐに熱湯を注いで洗います。(お餅つきは熱湯が結構いる)
ヨモギ餅には餡子が入ります。
餡子が入ったお餅を「あんびん」と呼んでいます。
ストーブで焼いたよもぎあんびん。(作りたては草餅のように焼かずにそのままでも食べれます)
体力を維持するためのエネルギーを補給する。(お餅を食べて)
冬の干し柿。
田舎の吊るし柿。
娘と僕の父が一緒に里芋掘り。(タロイモは湿気のある土を好む)
里芋を水で洗い泥を落としてみんなで分けました。
里芋の煮っころがしとか好いですよね。(優しい薄味でとろける)