なにするんでもないキャンプ

オッカム

2014年12月06日 13:49

11/29(土)  12:00  ~  30(日)  12:00






僕  が 学生の頃 (今からちょうど20年前)


広島カープが 高知県でキャンプを張っていました。



よく 友達と自転車こいで見学しに行ったものです




観客席から カープ帽と油性ペンを紐でつるし


選手がいるベンチ前に ゆっくり降ろしていくと


町田選手 浅井選手 木村拓也選手 あと ペレス選手が


笑いながらサインしてくれました



懐かしい思い出です




そのときのカープ帽を 今 息子にあげる





カ~プ カ~プ カープぅ ひろしまっ ひろし~ま~ カ~プぅ~


(新しい帽子 買ってあげろよ~ )










キャンプ キャンプ キャンプぅ ひろしまっ ひろし~ま~ キャンプぅ~


(しかも無料のっ テヘッ )




今回は ココ 水分峡(みくまりきょう)森林公園キャンプ場(無料) に


なにするんでもなく 二人でやって来ました。








前回もありましたが ガソリンスタンドで ケロシンを直接注入です。 


ストーブのほうの キャンプエナジー満タンです










公園の管理棟 から キャンプ場 までの距離が 案外 離れています。


さらにネックなのが キャンプ場には駐車スペースがないという事です



これ すなわち 荷物降ろしたら


またここまで 車置きに戻ってこなければならないという事です。











利用当日 許可書を管理人さんに提出し 


はっとう(通行止め)されている扉を開けてもらうと


キャンプ場までの管理道が使用できます  




ここで この管理道が通行できるまでの 僕がおこなった流れを伝えておきます


(搬入出車両を利用しないキャンプでは 使用許可申請は要らないと思います)




まず 広島県府中町役場のHPで 使用許可申請書を ダウンロード


記入してFAX送信 ⇒ 許可書をFAX受信



電話でのやり取りがいらない流れでした。











落ち葉道を道なりに 徐行で約3分進むと キャンプ場が左手に見えてきます










 
キャンプ場へ荷物等の搬入が終わり次第 


管理棟前の駐車場に移動し 車を置きます


そして 管理棟横の車が通れない山道を 10分かけて登り 到着。


やっと キャンプスタートです


(あっ いけねっ 家を出たところからが キャンプのスタートでしたね)











このキャンプするまでの一連の流れで ほとんどの人が


「ややこしいなぁ めんどくさいなぁ~ オッカム 前置き長いな~」 と


感じたのではないでしょうか







ならば ココのいいトコ 探しましょう





まず 無料キャンプ場なのに 地べたが芝って なんだかうれしくなりますよね。










モミジの色の変化が なのもいいトコ











キャンプ一日目は 貸切状態です。


これは いいのか悪いのか。
 

この時期は やっぱりしょうがないのでしょうか?











奥のトイレはどうかな? さぁ 行ってみましょう










大も小も 水洗トイレです。


葉っぱは 風で入ってくるので これは しょうがないです。










右の炊事棟はどうかな? それ 行ってみましょう










「井戸水なので 沸かして飲みましょう」 ってか。


これも しょうがないです。











僕のおさがりのグローブで


硬いボールを捕る練習 (単なるキャッチボール) をしたり・・・


(新しいグローブ 買ってあげろよ~  )


(ここ カープ帽かぶるトコでした  )










笹舟を作るのに 夢中になったり・・・










お互い作った笹舟を 目の前の小川で 


「位置について よ~い どん 」 したりと・・・










こんな遊びしか思いつきませんでした。











そうこうしているうちに 日が暮れてきました。











冷えてきたので ストーブがいります。










ランタンも リビングをあっためてくれる強い味方です











今晩は おでんに決めていました。



作り方
 

① コンビニで おでんの卵をたった1個だけ買う。


 (おでんのだしを大きい容器に二人分 たんまり入れる ← オッカム せこっ)










② 鍋に移し 沸騰させる。










③ お肉 (牛スジが理想) と 結んであるシラタキを 1パック入れる。










④ お腹がすいて待ちきれないので ストーブからバーナーに チェンジ。









はい コンビニ風おでんの できあがり 


(これは 料理したっていううちに入らないのでは・・・ ガ~ン  )




包丁 使いません 汚れません



コンビニおでんの卵は よく味と色がついているので


自分で最初から作るよりは 手間がかかりません




コンニャクとシラタキ どっちにしようか迷ったのですが


すぐに味がつきそうなシラタキを選びました




コンビニおでんだしの魔法なのか


お肉がホロホロになって 骨からきれいにはがれ 食べやすくなります











なにより おでんって 身も心もあったまりますよね











クーラーの中にあるものなんでも ストーブの上にのっけて


焼いてしまえばいいっていうもんじゃないですよね。


(ウインナーは おでんの中に入れても良かったかなぁ)










それでも まだ なにか焼いてます。



でも 焼きたいんです










パイルドライバーに なにか とまっています。


鍋つかみ
タニタが 磁石ででした。












夜は 当たり前ですが 真っ暗闇です。



すると 女の子の泣き声が 山のほうから薄っすら聞こえてきたのです。


だんだん近くで聞こえるようになり 覚悟を決め テントの外へ出てみると


20歳過ぎの女の子が 水にぬれて立っていました。



話を聞くと このテントの灯り一つをたよりに なんとか山からおりてきたらしいのです。



水辺に落ちて 意識もうろうとなりながらも 彼女は119番したらしいのですが


携帯の電池が切れ 救急隊との連絡もそれ以降とれなかったとのこと。



キャンプ場から離れている管理棟まで連れて行こうと思ったのですが


怪我も心配だったので とりあえず あったかいテントの中で彼女を保護しました。



子ども(息子)がいたのも 精神的に彼女にとっては良かったかもしれません。



僕が119番すると すぐに話が通じ 救急隊が駆けつけてくれました。



なにはともあれ 命が無事でよかったです。



キャンプしていると いろいろなことに出くわすのですね。











こういう体験をするときに限って 


それまで お酒をなぜか一滴も飲んでいないんですよね。



今回は 飲酒なしキャンプに切り替えました。










寝間は 二人だけなので広々としています。


フリースと布団のチャックを閉めて ミノムシのように寝たのですが


顔(頭)だけが寒く 時々目が覚めました



みなさん 毛糸の帽子をかぶって寝てるのかな?











新しい朝が来た。










希望の朝だ。










それ 一 二 三  (小さく)かんぱ~い


なんで今 乾杯!? しかも 乳酸菌飲料って・・・










お湯を速攻で沸かして・・・









カップスープで 身体をあっためましょう。


息子は キャンプでこれ(朝にカップスープを飲むこと)が 一番楽しみだったらしい なぜに?











薄く切ってある豆もちは すぐにプクッ~と焼けます










海苔で巻くと 豆もちは熱くても このようにつかめて食べれます。





二日目は 30人ぐらいのグループが BBQを楽しまれていました。



僕らは なにするんでもなく ゆったりした時間を送ります。










片付けがひと段落した昼前に 昨晩のおでんだしで ラーメンを作ります。










卵は ラーメンのために 結局最後まで取っておきました。 (おでんの柚子胡椒つき)










お昼頃やっと 乾燥撤収できました。


キャンプ場を出た10分後には 大雨となり ギリギリセーフでした。





オッカムの特徴・・・


すぐ 自分が行ったキャンプ場は よかった と言いたがる。



キャンプにこれてよかった キャンプできてよかった まだそれだけです





 

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